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門真ネット12月定例会報告(平成29年12月20日(水)18:30~)

門真市ものづくり企業ネットワークでは、毎月第4水曜日、定例会を開催しています。
定例会では、会員企業同士が深く理解しあい、共通の課題の解決や今後の新たな連携事業等のきっかけとするため、企業プレゼンを中心とした内容で進めています。また、定例会の様子も当HPで発信していきます。

これまでの定例会の様子は → こちら

門真ネット企業プレゼン会 Vol.38
「「お客様」「取引先」「社員」「社会」の4つに「誠」を尽くして「鉄の絆」を!」
株式会社メタルワン・スチールサービス 大阪生産部  部長 山本 正博 氏


1947年に浅見商工株式会社として設立した同社は、2008年に鉄鋼総合商社の株式会社メタルワンの傘下へ入り、株式会社メタルワン・スチールサービスへと社名変更し、門真市三ツ島の工場は門真サービスセンターとなる。

サービスセンターの業務内容は一般鋼材の加工(レベラー、スリッター)である。レベラー加工は鉄板をシート状にする工程で、スリッター加工は母体コイルの幅をお客様の要望に合わせてカットする工程である。主要製品となるのは建設関連鋼材で全体の6割を占める。

サービスセンターの業務内容は一般鋼材の加工(レベラー、スリッター)である。レベラー加工は鉄板をシート状にする工程で、スリッター加工は母体コイルの幅をお客様の要望に合わせてカットする工程である。主要製品となるのは建設関連鋼材で全体の6割を占める。

2017年の取り組み課題として「現場力向上によるCSの強化」を掲げている。現場力を「自らの意志で進化しようとする力」と定義し、保つ力、より良くする能力、新しいものを生み出す能力の3つを柱としている。生産部門としては各拠点をまたいだ3つのプロジェクト(5Sプロジェクト、品質プロジェクト、生産性向上プロジェクト)の立ち上げ、それらの取り組みを管理職からのトップダウンではなく、若手社員からのボトムアップをメインに実現できる環境づくりを目指している。また、工場間パトロールによる各施設の良い点、悪い点の共有、組織による資源の提供(ヒト、モノ、カネ、情報)を行っている。

5Sプロジェクトでは、4工場統一感の創出、安全対策(労災ゼロ活動)、全員参加の定期的ワンライン清掃を全拠点で行っている。

品質プロジェクトでは、品質技術力強化を狙いとしたISO対応力強化や資格取得のほか、業界において非常に重要な異材ゼロ活動に取り組んでいる。異材が混入してしまうと、例えば完成品において、自動車のリコールの様な大きな問題につながってしまう。鉄は錆びることもあるので、気象会社と契約し、導入した結露予防システムで結露情報を管理し、状況に応じてシリカゲルを用いるなどの結露対策をしている。その他にも若手社員からのボトムアップで作業内容の視覚化を目的に作業マニュアルの作成を行い、誰でも作業を行えるようにした。

生産性向上プロジェクトでは、若手社員から出た現場改善等の意見・アイディアを実際に採用することで作業効率の向上を図っている。具体例として、アイディアとして出たモバイル端末の現場導入を行い、他拠点との連携スピードをあげることで生産性向上に繋がっている。

その他の取り組みとして、他拠点の人材が門真市の工場に集まり、クレーン操作相互訓練や職場の良い点、悪い点の共有を年間通して実施している。また作業効率の見直しを目的として、レイアウト変更を常に検討している。特に門真市の工場の様に歴史の長い工場だと、若手の社員も含め現状のレイアウトが最適であるかの様な先入観があり、作業方法を限定してしまうことがある。そこで若手社員がより効率的な作業方法を行うために、レイアウトを変更するならどういった案があるか提案を働きかけることで意見を集め、良い案の取り入れを検討している。

創業半世紀の企業であるが、より徹底した品質管理や若手社員の提案を積極的に取り入れるなど、更なる向上を目指し続ける同社に今後も注目したい。


【企業データ】
企業名:株式会社メタルワン・スチールサービス 門真サービスセンター
住所:571-0015 門真市三ツ島 5丁目5番2号
TEL:072-882-3566
URL:http://www.mtloss.com

 

門真ネット企業プレゼン会 Vol.39
「オリジナルけん引式レール研磨機で鉄道運行を守る!」
株式会社Aglaia  代表取締役社長 札谷 啓介 氏


同社は2008年に株式会社スリーエフ技研の一部事業を引き継ぎ、関連企業として設立した。「Aglaia」はギリシャ語で「美の女神」を意味する。

業務内容は研磨機及び各種機械の販売、レール研磨機の製造・販売・保守である。札谷社長の祖父がレール研磨機の研究開発をすすめ、その後、鉄道会社との共同開発を行い、共同特許を取得するに至っている。

主力商品(RS-4)であるレール研磨機はパーツごとに分割し、工事現場へ直送できる利便性、リモコンのボタン一つで操作できる簡便性が作業員に支持され、鉄道業界での認知度が年々高まっている。

活用例としては、台風で水につかったレールが錆びると電流の伝わりが悪化し、レールの切り替え信号が伝わりにくくなる。そうなると電車は運行を休止せざるを得なくなるため、レール研磨が必要になってくる。これまでにいくつもの現場で同社のレール研磨機が災害復旧に導入された実績をもつ。

これまでの鉄道会社のレール保守手段は大型レールメンテナンス車や人力での対応が主であった。但し、大型レールメンテナンス車では現場が山奥にあるなどの場合に移動の利便性に欠け、人力では作業効率に欠けるといった欠点があった。それに対し、同社のレール研磨機は分割して車で現場へ直送でき、大きさもコンパクト。更に時速5kmの稼働が可能と、機械ならではの作業効率も持ち合わせているため、大型レールメンテナンス車と人力での欠点を補う選択肢になっており、特に橋梁、トンネルのような危険を伴う場所で活躍をしている。

さらにレールは直線的なT字ではなく、頭頂部は丸みがあり、いかにこの形状を維持して研磨するかが重要。削ることで平面になってしまうとレールの形状ではなくなる。砥石で削るとレールよりも固いため、平面になってしまう。レールメンテナンス車では砥石が使用されており、必要以上にレールが研磨され、劣化が早まる原因にもなっている。同社が研磨剤として使用している株式会社スリーエフ技研製のサンドペーパーだとレールの方が硬いため、レールの形状を変えることなく、錆だけを落とすことが可能。研磨を目的としているが削らないことが売りになっている。

今後の展開として、国内では全国の鉄道会社への販売、海外では総合商社との代理店契約。特にタイでは株式会社スリーエフ技研のパートナー会社があり、その企業との展示場出展などの連携。さらにはEUの国際標準規格合格に向けて活動していきたいとプレゼンを行った札谷社長は語る。活動範囲の拡大を進めていく同社に今後も注目したい。


【企業データ】
企業名:株式会社Aglaia
住所:571-0002 門真市岸和田1丁目3-11
TEL:072-800-7500
URL:https://www.tfg.co.jp/product/rail_polisher/

当ネットワークの加入も随時受け付けていますので、お気軽に門真市産業振興課までお問い合わせください。
申込み方法などご案内はこちら → 加入のご案内

申込先:門真市市民生活部産業振興課
TEL   06-6902-5966 / FAX   06-6905-3264 / E‐mail   sim01@city.kadoma.osaka.jp
門真市ものづくり企業ネットワークでは、毎月第4水曜日、定例会を開催しています。
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